2010年08月16日

少食についてE

少食を守っていくことは本当に難しい。

例えば、友人との会食や、宴会、客となって招かれて御馳走を出されることもある。

水野南北は次のように書いている。

「これはたいへんよくない。客となれば膳部に沢山の御馳走があるのは当たり前で、それを全部食べずに捨ててしまうのは勿体ないと我慢して食べてしまう。食べれば腹の中でみんな糞となることを知らないで、ただ眼の前のことだけを考えてかなしむのは大へんな間違いで、誠ある人物は食べないで捨ててしまう。これがその日の陰徳であり、慈悲なのだ。捨てる時は別の生あるものが養われるが、糞は命を養うことはできない。と言っても外見は食を粗末にするように見えるがこれは人の知らない陰徳である。そしてこれがまことの陰徳である。又施すことをもって徳という。そしてその結果がめぐり来た時に徳と言う。つまり施すことは得るの本で益である。だからたとえ一口といっても、腹八分の状態であれば、食べないのが天地の陰徳を積むことになる。食べ過ぎるとそれはただの糞となり、あなたの徳も尽きて終りとにり、出世発展はできない。このようにして日々天命を損なうので、貧するものも多いのである。人は万物をむだにせず、少しでも捨てるものを助けるのが天地の徳を積むということである。人の知らないところの徳なら、終にはそれとはっきりわかる陽報がめぐって来る。」
水野南北著「食は運命を支配する」90頁より引用。

なかなか考えさせられる文である。私たちは「勿体ないから残さずに食べなさい」と厳しく教えられてきた。それが物を粗末にしないことと教えられてきた。なので、この一文には反感を買う人もいるかもしれない。

しかし、何よりも大切なのは自分の体なのだ。無理して食べることにより、内臓に負担がかかり、健康を損なう。つまり自分を大切にしていないことになるのだ。勿体ないと思っても、腹八分の状態になったら残してしまおう。
それが陰徳となって、後々の運命に影響を与えるのである。

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posted by あさひ at 23:20| Comment(0) | 開運の秘訣 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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