2010年11月26日

ギャンブル考 その1

こんばんは、太陽館の荻原です。

年末ジャンボ宝くじが発売されました。発売初日は大当たりがでる売り場には長蛇の列です。
みんな「夢」を買っているのでしょうか。それとも本気で勝ちを狙いに行っているのでしょうか。

ところで、私は30年以上宝くじを買っていません。買っていたのは小学生の頃、100円券で10枚、1等賞金1000万のものをよく買っていました。
1000万円当てて、親孝行できたらなあと思っていたのだと思います。親の経営する事業がとても大変でしたから。

宝くじの控除率55%を考えると、今はとても買う気になりません。競馬、競輪、競艇の控除率は25%ですから、どうも割に合わないと言う気がしてしまうのです。
控除率とは胴元の取り分で、残りの額を勝者で分け合うわけです。儲かるのは胴元だけで、ギャンブラーは大抵の人が負け組ですが、公営ギャンブルでも5%程度は勝ち組がいると言われています。

宝くじは買わなくては当たらないよ、という人がいますが、買わなくても当たる人がいます。それは私です。
たった1枚人からもらった宝くじが1万当たっていました。私のように運のいい人間はこういうこともあり得るのです。
でも、宝くじで億単位の当たりが出たとしても、運の先取りをしたような気がして、後が怖いなあと言う気もしますね。

よくいわれることですが、宝くじの当選者を追跡調査すると、彼らはあまり幸福ではないということがわかっているという説があります。
逆に以前より不幸になることも多いということです。

宝くじに当たったいう噂が流れると、付き合いのなかった親戚や同級生や幼馴染がぞくぞくやってきて、少しでも分け前に預かろうとします。
彼らを邪険に扱うと、これまでの近所づきあいや友人関係もいっしょに消えてなくなってしまい、このようにして、買い物や豪遊で賞金を使い果たす頃には、自分にはなにも残っていないいないことに気がつくのだということです。

なるほど、もっともだなあと思う反面、宝くじが当たったら人に言うだろうかという疑問や、高額宝くじ当選者はその後も幸せな生活をしているというデータがあることも聞きます。
実際、私の親せき筋で、もう40年以上も前のことであるが、今で言うと億に換算できる額を当選した人がいて、当選金で家を建てました。
その人がその後特別不幸にも遭わず生涯を全うしているので、宝くじが当たったから不幸になるということもないのではと思ったりします。
しかし、人間の福分に限りがあると言うことを前提とすると、当選後も幸せに暮らせたちしても、子孫数代分の運を使っているかもしれないのですから。

だから一番いいのは、当選したらその一部を慈善団体等に寄付すればよいのだ。どれくらい?10%?甘い甘い。90パーセントは寄付しなくては。
1億円当たったら9000万円は寄付して、残りの1千万は有用に、あるいは好きなように使えば大過は無いと思います。1千万も自由に使えるお金があれば充分ではないでしょうか。
欲をかきすぎると、人間あまりいいことないですよ。皆さんの中で当選者がいましたら、是非とも太陽館に寄付してください。(笑)
物凄いご利益ありまっせ。

宝くじのいいところは、3百円券が億に化けること。他の公営ギャンブルではこういうことはまずありません。そして、税金がかからないことです。
この税金がかからないということは意外に大きいことで、実は他の公営ギャンブルには控除率の他に当選金には税金がかかるのです。

ですので、競馬等で利殖と言うのは実際的には不可能と思われます。最近、スパムメールでやたら競馬で利殖の案内メールが異常なほど送られてきますが、
その話が本当だとしても(ほとんどが鷺だと思いますが)原理的には無理なんですね。馬で家を建てたやつはいない、とか植木等の唄にも「馬で金儲けした奴はないよ」という歌詞がありますが、実際にはいます。
でも、所得税法違反を冒してのことになるのですが・・・・
(つづく)

☆..*∵☆.∵☆..*∵☆∵☆..*∵☆..* ∵☆..*∵☆*∵☆..*∵☆..*☆..*☆

本日の言葉 期待値と言うこと

たとえば、25%の確率で2000円もらえるよりも、20%の確率で3000円もらえるほうを選んだ人がいるとして、果たしてそれは妥当な判断だろうか。
こう言う場合、期待値の計算は単純だ。2000×0.25=500、3000×0.20=600となるから、後者の方が期待値が大きくなり、この人の判断は妥当ということになる。

ところが、これを逆に損失の観点から見ると、逆の選択をする人が圧倒的に多くなるから不思議である。たとえば、85%の確率で1万円もらえるか、100%の確率で8000円が手に入ると言う場合、ほとんどの人が後者を選ぶことになるのではないだろうか。
実際には10000×0.85=8500であり、8000×1.00=8000となり、前者にかけた方が得になるのだが、なかなかそういう選択はできないもので
ある。

植島啓司著 「偶然のチカラ」 集英社新書より引用

ブログランキングご協力お願いします

人気ブログランキングへ
posted by あさひ at 23:28| Comment(0) | ギャンブル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント